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万年筆の基礎知識万年筆に興味があるけどよくわからない方や、初めて万年筆をお使いになる方を対象とした、万年筆の基礎を解説したページです。 万年筆選びのご参考にしていただければ幸いでございます。 ・ペン先の太さ ・ペン先の素材 ・インクの吸入方式 ・主要部位の名称 ・購入直後 ・お手入れ ・修理 ペン先の太さ万年筆はペン先の紙に接地する部分の大きさによって、書ける文字の太さが決まってきます。太さの表記はEF(極細)、F(細字)、M(中字)、B(太字)などが一般的ですが、Fだから1ミリ幅といった様な規定があるわけではなく、各ブランド独自の基準によって決められており、海外ブランドの場合、日本のブランドよりも若干ペン先が太い傾向にあります。人気のあるペン先はF(細字)で、続いてM(中字)、EF(極細字)となります。 初めて万年筆を購入される方はひとまずF(細字)をオススメいたします。 署名用にはM(中字)やB(太字)がオススメです。 また、OB、OBBといったものはペン先が斜めにカットされており、ペンを傾けて持つ方や筆跡の強弱を楽しみたい方向けです。 太さの比較参考![]() ペン先の素材ペン先に使われる素材は高価格帯のものでは腐食に強い「金」を主体とした合金が使われています。金が使われているペン先は24金(24K)、18金(18K)、14金(14K)と表記されますが、これは24分率で金の割合を表し、18金であれば75%が金ということになります。 金の割合が大きいほどペン先が柔らかいとされますが、ペン先の形状や厚さなどによっても左右されますので、ペン先の硬さは素材では一概に言えません。 一方で低価格帯のものではスチール(ステンレス)のペン先が使われています。 これは鉄を主体としたペン先で金に比べると硬めの書き味となります。 18KGP、18金ゴールドプレート、金メッキといった表記のペン先は、スチール(ステンレス)の上にメッキやコーティングなどを施したものになります。 インクの吸入方式万年筆を選ぶときのポイントとして、ペン先の他にインクを入れる方式があります。万年筆にインクを入れる方式は大きく分けて3つの方式に分かれています。 コスト面や携帯性等、それぞれ長所と短所がありますので、自分にあった方式を選びましょう。
吸入式について 万年筆本体にインクタンクとインクを吸い取るピストン機構が備わっています。カートリッジインクは使用できず、ボトルインクからインクを吸い上げて補充します。 入るインクの容量は3つの方式の中では比較的大きくなっています。 高価格帯の万年筆に多い方式で、インクの補充にも手間がかかりますが、その手間こそ万年筆の醍醐味であるともいえます。 カートリッジ式について プラスティックの筒型の使い捨てインクタンクを装着して使用する方式です。本体の小さいモデルに多い方式です。 カートリッジはブランドが異なっても互換性のあるものも多いですが、基本的に万年筆と同じブランドのものを使うのが無難です。※同じブランドでも複数の形状がある場合がありますのでご注意ください。 携帯に便利であり、手間も比較的少なく済みますが、コスト面では吸入式に比べ劣ります。 両用式について カートリッジを挿しても使えますが、コンバーターと呼ばれる吸入器を取り付けてボトルインクからインクを吸い上げて利用する事も出来る方式です。現在の万年筆は大半がこの両用式となっています。 コンバーターもカートリッジと同様にブランドが異なっても互換性のあるものも多いですが、基本的に万年筆と同じブランドのものを使うのが無難です。※同じブランドでも複数の形状がある場合がありますのでご注意ください。 コンバーターは低価格帯の万年筆では別売となっているものもあります。 主要部位の名称吸入式![]() 両用式/カートリッジ式![]() 購入直後万年筆を購入され、初めてインクを入れて使う場合、個体差がありますが、インクがかすれたり、書き難かったりする場合があります。これは製造時の油膜が残っている場合などがある為ですが、しばらく利用を続ける事で書き心地は良くなります。お手入れ万年筆は「毎日使うこと」が何よりと言われています。長い期間インクを入れたまま放置されるとインクが詰まったり、腐食の原因となりますので、使わない万年筆はインクを抜いて洗浄を行いましょう。 毎日使う万年筆も3ヶ月に1度くらいはインクを抜いて洗浄を行うと良い状態を保てます。 洗浄は「水」または「ぬるま湯」を用い、吸入式、コンバーターの場合はインクを吸入する要領でインクが抜けるまで水の出し入れを行います。 カートリッジ式の場合はコップなどに入れて数時間つけおきます。 洗剤、熱湯、薬品等は故障の原因となりますので、必ず「水」または「ぬるま湯」を利用してください。 インクの色を変えるときも、同様の方法で洗浄を行います。 修理一筆館でお買い上げいただいた万年筆であれば、メーカー保証がございますので、初期不良や通常の使用によって発生した不具合に関してはメーカー規定の期間内は無償で修理が可能です。(場合によっては交換となります。また、消耗部分は対象外です)なお、次の様な場合は有償での修理となります。 ・保証書の紛失 ・お客様の不注意による破損および損傷 ・各種災害および公害などによる故障および損傷 ・使用上の誤り、改造、調整、部品交換をされた場合 ・その他メーカー規定の補償対象外による故障および損傷 有償での修理の場合、輸送費用などの諸費用を考慮しますと、新品並みかそれ以上の修理費用となってしまう場合がございます。 修理をご希望される場合はどの様な症状がでているかを記載の上、一度お問い合わせ下さい。 折り返しご連絡させていただきます。 |
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